日本人は何処に行こうとしているの?

約9年前に、機関紙を創刊していました。最近その原稿が見つかって、暇に飽かせて読んでみました。驚くべきことに、現在の”様相”と全く変わっていないのに驚かされました。以下、その当時の機関紙の創刊号の抜書き(そのまま)です。
「日本人の総白痴化の進行が止まらない。政治的には、「誰でもなれる政治家」と「誰でもできる政治」に象徴されます。また、マスコミの節操、定見の無さがそれに拍車をかけ、「素人政治集団」がこの「日本」を動かす時期もそう遠くないといえます。」
「経済的には、外資系を含めたファンド会社のM&Aが花盛りであるが、企業価値を高めての売り抜けにどれだけの「正義」があるのか,甚だ疑問」
「マスコミの馬鹿さ加減は周知のとおり。新聞は自己主張もなく読者迎合のスポーツ新聞化し、テレビ媒体は、ニュース報道は新聞記事の受け売り、さらにその大半を台本のないお笑いタレントの遊び場に提供しています」
「社会事象的には、親子、兄弟間の事件多発は何を意味するのか、ここはじっくり腰を落ち着けて考える時期だと、「神」が襲えているのかもしれません」
「日本人の総白痴化の典型は、携帯電話、インターネットによるウイルスの蔓延です。着メロ、着うた、ゲーム、動画、果ては必要のないのに電子マネー。歩きながらの携帯は当たり前、所構わず携帯を見ないと安心できない人類の出現と、ネットでしか会話ができない人類の出現」

以上が、9年間(平成19年6月1日)前の創刊号の「抜書き」です。どうです、驚きでしょう。日本人は「成長」してないのですかね!

このほか、安倍首相(1回目の総理大臣の時)雅子妃殿下に対するコメント、経営者の質の低下、日本人が持っていたもの、内部告発、新聞各紙の論調比較、老々介護、有名人の最後の言葉、覚せい剤覚せい剤事件、電子書籍等々の雑文が掲載されていました。暇に飽かせて、当時の文章を掲載していくとともに、現在的評釈を加えてみようと考えてます。この歳ですので、若干愚痴っぽくなる予定です。

乞う、ご期待!!