2019-01-01から1年間の記事一覧

安倍内閣の「不気味な」安定的な支持率

各種のメディアが11月の世論調査で、安倍内閣の支持率が下がったと報じている。「支持する」が1~2%下落し、「支持しない」が5~7%増加したと報じ、その要因を推測している。 しかし、よく見ると、大臣の不祥事による辞任が相次ぎ、大学入学共通テスト…

「敬して近寄らず」

令和時代の天皇が誕生したことから、各メディアで天皇家、上皇家、皇室関係の記事が溢れている。総じて、もろ手を挙げての歓迎ムードで、おおいに結構なことであるが、気にかかることは、最近月刊誌を中心に、皇室関係の記事が目立ち、それも右傾の方の雑誌…

雅子皇后に「祝」

天皇就任のパレードが実施され、各メディアは絶賛の嵐に満ちている。雅子皇后も時に涙を浮かべ、感激の態。ほんの数年前までは、このような皇太子夫妻の映像は珍しかった時代が「嘘」のようである。 さあ、これからが本番。海外を含め「公務」が目白押しとな…

「テレビ」メディアの奢りを何とかしないと!

ラグビー人気に沸いている昨今だが、その中で代表選手がテレビメディアに引っ張りだこのようだ。これで、マイナースポーツだったラグビーがメジャー入りしたらこれほど良いことはないのだが、今、この代表選手に対するテレビメディアの敬意の足りなさが問題…

野党っていう「代物」は存在価値あるの?

久しぶりに国会の審議をNHKの中継でゆっくり拝見した。自民党・公明党の与党議員の質問の「阿諛追従」の馬鹿馬鹿しさ!(もう少し、自らの議員としての意見を述べるのが国民に対する義務のような気がするが)にもまして、野党議員の「中身のない」質問には、…

仏像に関する一考察その1

仏像研究-その種類と現代的意義- 1、仏像の歴史(1) 釈迦が生まれた時のインド社会はバラモン教が主流で、バラモン教では祭祀を中心とし、神像は作られなかった。したがって、原始仏教もこの社会的背景の影響下にあり、偶像はなかった。これは、原始仏教…

今どきの財界トップの小粒さ!

かんぽ生命不正における郵政3社のトップの往生際の悪さ、経営トップとしての責任感の欠如などが際立っていたが、ここにきて関西電力が不透明な金銭の授受で、経営トップの11人がマスコミの攻撃対象になっている。この会見も、認識の低さ、稚拙な思考、経営…

かんぽ生命不正から見る旧住友銀行の亡霊

かんぽ生命の不正がマスコミを賑わして久しいが、結局誰も何の責任も取らず、現場の郵便局員のみが懲戒対象となっただけである。最近、日本郵政の長門社長(興銀→みすほコープ)はじめ日本郵便の横山社長(住友→三井住友)、かんぽ生命の植平社長(東京海上…

小泉進一郎って芸能人(タレント)だったっけ?

小泉氏が38歳の若さで初の大臣就任となり、メディアを賑わせている。 話題になることは、政治に関して無関心な人たちを「政治」に目を向けさせるには大切なことだと思うが、若干テレビメディアのはしゃぎぶりには苦言を呈したい。 初の海外渡航の国連の場に…

災害を利用する日本人って、昔居たっけ?

千葉の台風被害で、停電を始め断水で生活困難な人たちが大勢発生した。 台風当日の内閣改造で政府の対応遅れや、森田元タレント知事の対応のまずさが次々と指摘されているが、小生が許せないのは、苦しんでいる被害者に付け込んで、詐欺まがいの行為をしてい…

キャッシュレス化の狙い

結局この「国」の狙いは、「税金の増収」に他ならない。表面上は、消費者の便利さ、あるいは小売業の省力化等メリットを声高に叫んでいるが、最終的な狙いは、サラリーマン以外の自営業者、あるいは中小企業に対する所得税の増収である。 なぜなら、キャッシ…

キャッシュレス化って、何故そんなに重要なの?

10月からの消費税増税が話題になっている。その中でも軽減税率導入により大混乱が予想されている。消費税増税に対する国民の反発を緩和したいという安倍内閣の思惑による産物であるが、財務省・国税局が何故これほど細かい制度を導入したのかさっぱり分か…

無節操なマスコミ・メディアー韓国問題

小生は本ブログで韓国に対し「丁寧な無視」を主張しているが、最近では日本国民の嫌韓意識が高揚しすぎ、ヘイトスピーチをはじめ韓国大使館に脅迫状まで届いたそうだ。韓国民が政府ないし新聞等に煽られてデモや日本女性の暴行にまで過激化したのと同じよう…

世論、国民意思という怖さ

話題渦中の韓国問題で、大統領はよく「国民意思」という言葉を使う。だから政治家の政治意志だけの合意は認められない、という論理である。では大統領はこの「国民意思」なるものをどうして把握しているのか? それはデモ・集会の動向、政治意志を持つテレビ…

テレビ情報番組の在り方:MC及びコメンテーターの在り方

昼の情報番組は韓国問題で花盛りであるが、中身の賛否は兎に角、MCの質の低下は嘆くばかりである。本人は抜擢されたと勘違いし、自分の意見は全く持たず台本通りに進めている者のいれば、コメンテーターの言いたい放題を全く抑止乃至制止することができず、…

銀行員に明日はないのか?

浪川攻氏の「銀行員はどう生きるか」(講談社現代新書)があり、それの宣伝を兼ねて現代ビジネスに「デキる支店長は何が違うのか?」という論稿が本日配信された。 中身は、現実離れした営業目標、それに抵抗できない上司、それに加えて信頼してくれない顧客…

日テレ24時間チャリティー番組に物申す

恒例の番組で今回42回目を迎えるらしい。以前は涙を流しながら番組を見、過去2回ほど寄付もしたが、数年前から他局がCMタイムになった時に垣間見る程度である。なぜそうなったのかの要因を追求してみた。 1、ジャニーズ事務所と吉本興業におんぶ抱っこ。 視…

韓国に対する「丁寧な無視」

学生気分の韓国政府の話をしたが、今回は韓国メディアの学生気分的論調の話をしようと思う。 ここに、最左派で知られるハンギュレ新聞社説がある。かなり中身は支離滅裂で、昔左派系学生運動のアジテーターが叫んでいる内容をそのまま社説として掲載している…

韓国の政治に見るデジャビュー

日韓関係が最悪の状態になっており、収拾の目途は全く立っていない。 それにつけても、今回の一連の騒動で気が付くことが2点ある。 1点は、文大統領を含めた政権全体が「学生気分」のままのような気がした。大統領を始め秘書室長、国家情報院院長などはいず…

日本人の宗教観・死生観その5

4、私見ー現代から見る神道・仏教ーそれから見える日本人の宗教観 以上、原始の神道・仏教から、その神道・仏教の現在まで変容を述べてきたが、その変容の過程の中で宗教を考える場合、信仰する側の「救い」を求める希求の強さを忘れてはならないような気が…

日本人の宗教観・死生観その3

※ 天台宗ほか主な宗派の考え方の紹介 ● 天台宗は、「一念(一瞬の心)三千」ですべての現象は、その時の心の 持ちようが反映する、として悟りを説く。 この宗派は、天台、密教、戒律、禅の4つを相承しており、どれもが 重要と説くために、どの宗派との違いが…

日本人の宗教観・死生観その2

以上、元々の「仏の教え」を纏めてみると、 “人間というものは、必ず移り変わるものを永久に不変なものと錯覚し、無理な執着を作り出し、ここから「苦しみ」が始まる。 したがって、人生は「苦」が満ち満ちているのは事実であるが、それから逃げてはいけない…

日本人の宗教観・死生観その1

ー日本人の愛する神道・仏教の本質ー 1、はじめに 我々日本人は、どのような社会的立場にあろうが、どのようなイデオロギーに立とうが、正月には神社に初詣に出かけ、この1年の安寧と家族の健康を願い「神さま」にお願いするのが一般的である。また3月・…

吉本興業騒動に見る「弁護士」の役立たずさ

ご案内の通り、朝のワイドショーの話題を独占している騒動で、中々、第三者の野次馬としては興味が尽きないが、メディアが全く問題にもしていないことに気が付いた。 それは、吉本興業の顧問弁護士及び社内法務を統括している弁護士(この人物が社長記者会見…

吉本興業騒動に見る「弁護士」の役立たずさ

吉本興業騒動に見る「弁護士」の役立たずさ 1、ご案内の通り、朝のワイドショーの話題を独占している騒動で、中々、第三者の野次馬としては興味が尽きないが、メディアが全く問題にもしていないことに気が付いた。 それは、吉本興業の顧問弁護士及び社内法…

ソフトバンクショップの店員の質は最悪

本日、久方ぶりに怒りました。 それは、ソフトバンクショップの店員に対してです。大人げないと思いながら大声を出してしまいました。 小生は2台のソフトバンク携帯を10年以上前から使用しています(長いからと言って、何の特典もつきませんが)。そのう…

NHK受信料に対する一考察

1、昨日、久方ぶりにNHKと名乗る方が訪問されました。 実は小生は、NHKとの受信契約をしていません。現在未契約世帯数は全世帯数5000万世帯の内900万世帯(約18%)と言われていますが、そのうちの1世帯です。 (ただ、母親が生きていた時は契約して…

高齢ドライバー事故に思う

1、小生に「高齢者講習通知書」なるものが投函されていた。 この高齢者講習とは、免許証の更新期間が満了する日における年齢が70歳以上が対象で、加齢に伴う身体機能の低下が自動車等の運転に影響を及ぼす可能性があるための特別講習を指すらしいが、中身は…

「何故、秋篠宮紀子さまは-----」6月11日付けプレジデントオンライン

雅子皇太子妃が皇后の地位に就いたとたんに、マスコミ・メディアが手のひらを反すように、秋篠宮家の批判を一斉に始めたのに、相当の違和感を感じていた小生の味方が現れた。それがこの記事を書いた元木氏である。 氏曰く中身として、最近の秋篠宮家、特に紀…

閑話休題ー癒しの我が庭花

1週間のご無沙汰です。 何もないので、趣味の園芸で育てた自慢の花々を掲載します。