2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

失礼!

失礼しました。ブログ内容一覧、まったくずり落ちたみたいです。うまく掲載される技術を取得するまで、お待ちください。

ブログ内容一覧

ブログコメントの100回を記念して、1つは、「日本沈没ー日本の中における閉塞感・無力感」を上梓したが、それとともに、今までのブログ一覧をまとめてみました。 ブログ「ひとり思い」目次一覧 NO 日付 表 題 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12…

日本沈没ー日本の中における「閉塞感」「無力感」まとめ最終回

(3)日常生活の中でみる閉塞感・無力感 政治の世界や経済の世界、あるいはスポーツの世界における閉塞感・無力感より ももっと切実な閉塞感・無力感が身の周りにある。 ① 年金の現状と課題 ご案内の通り、日本の年金財政はこのままでは将来必ず破綻する。…

日本沈没ー日本の中における「閉塞感」「無力感」まとめ⑩

4、社会生活の世界における閉塞感・無力感 本論稿が長くなり、筆者自身も「どの部分」を話しているのか混乱している。そこで、 全体の流れを、ここで通覧する。 現在の日本における閉塞感・無力感を「日本沈没」と捉えて、まず、「政治」の世界を 俯瞰した…

日本沈没ー日本の中における「閉塞感」「無力感」まとめ⑨

④ 銀行等の構造不況業種化論とその要因の正否 最近、3大メガバンクが店舗・人員の削減を発表してから、経済誌等に「銀 行が消える日」等の内容で、金融業界は「構造不況業種」と言われるようにな った。 そしてその「構造不況業種化」といわれている要因と…

日本沈没ー日本の中における「閉塞感」「無力感」まちめ⑧

③ 金融機関の合従連衡の歴史とその意義 1975年 1990~2000年 現在 第一勧業※1 富士 1971年 第1と日本勧業 →日本最初の大型合併 みずほ(2002・4) +日本興業 (なお、長期銀行のうち、日本長期→新生 日債銀→あおぞら) 三井 太陽神戸※2 住友 太陽神戸三井→…

日本沈没ー日本の中における「閉塞感」「無力感」まちめ⑦

② 金融機能の現代的意義 ・ まず、主な機能としては、①金融仲介機能、②信用創造機能、③決済機能の3つがあ る。 金融仲介機能とは、家計や企業から預金を集め、家計や企業、政府へ融資するとい う貸し手と借り手を仲介する機能をいう。又決済機能とは、現金…

日本沈没ー日本の中における「閉塞感」「無力感」まとめ⑥

・ 旗艦店舗の支店長の1日と1週間 大阪の北のど真ん中の店に転勤となった。70年以上の歴史があり、しか も合併銀行の宿命として、隣の大型店舗を吸収したばかりであったので、こ の時期としては珍しく、店舗の行員は200名を超えていた超大型店舗であ …

日本沈没ー日本の中における「閉塞感」「無力感」まとめ⑤

① 昔のある都市銀行の風景 ・ 入行当初の風景 小生が銀行に入った(1973年)ばかりの銀行風景から語ろう。 この年は、第一次オイルショックが発生し、従来のいわゆる「いざなぎ景 気」を急激に冷やす事件が勃発した年である。卸売物価指数が消費者物価指…

日本沈没ー日本の中における「閉塞感」「無力感」まちめ④

(3)経団連等の財界と労働組合 ここまで見てくると、東レのデータ改ざん、東京電力の「福島第2原発」問題で の対応等を併せ考えると、経済同友会、商工会議所は論外として、経済界、財界を 束ね、時の首相も顔色を如何っていた経団連も、現在では往年の輝…

日本沈没ー日本の中における「閉塞感」「無力感」まとめ③

(2)往年の一流企業の様相 遠くは、全世界で問題になった「エアバック」事故のタカタ(今年の4月に事業 譲渡で実質廃業)である。エアバックによる事故に対して、開示及びリコールなど の適切な処理をしなかった、ということで基本的には廃業に追い込まれ…

日本沈没ー日本の中における「閉塞感」「無力感」まとめ②

② 政党助成金の廃止 この制度は、ある一定の議員数を党が保持すれば、活動費として税金が投与 される制度であるが、これは、税金の無駄遣いに他ならない。 議員個人は別に高い報酬を受けているのだから、党自体は、昔のように寄付に よって賄うべきだと思う…

日本沈没ー日本の中における「閉塞感」「無力感総まとめ①

日本沈没-日本の中における「閉塞感」あるいは無力感 -「怒り」→「愚痴」→「諦め」→「無力感」- 1、はじめに 第一線の職場を離れて相当期間経過し、メディアをはじめ情報を丹念に見る、ある いは聞く機会が増えた。 政治の世界では、安倍首相のモリ・カ…

アゴラ8月18日配信「銀行員はどう生きるか」城繁幸氏を読んで

同氏はそのブログで、浪川攻氏の「銀行員はどう生きるか」の本に感心し、その要旨を開陳し、大いに賛同している。ここで敢えて取り上げたのは、小生が言っていたメガバンクの今後の方向と一致しているからである。 すなわち、行き場がなくなった銀行は、店舗…

8月20日配信「阿波踊り、人出過去最低 対立の背景は」を読んで

「事件ジャーナリスト」(?)と称する戸田一法氏のレポートだが、従来から「ジャーナリスト」と称する人物の「胡散臭さ」は指摘していたが、本レポートもご多分に漏れず、「お粗末」という一言に尽きる。 まず、「阿波踊り」のルーツから説き起こし、「連」…

残念なり!ヤマト運輸の無残な現状

ダイヤモンド8月16日配信「ヤマトの実態」の中で、ダイヤモンド社が、社外秘の「懲罰委員会審査決定事項について」という資料を手に入れ、ヤマト運輸の不祥事の実態を明らかにしている。運賃や代引き手数料の着服は全国的極めて件数が多く、交通事故を隠ぺい…

現代ビジネス8月15日配信「ソーシャルトレーディング業界の危機」を読んで

「フィンティック」「フィンティック」といってマスコミどころか政府すら持て囃している金融技術の進展が、従来から小生が論破している通り、また、「その限界」が露呈した事件が起こったようだ。 小生は全く知らなかったのだが、ソーシャル・トレーディング…

デイリー新潮8月15日配信「キャスターたちの薄っぺらの試験は無意味」を読んで

これは、元テレビ朝日の報道制作部長で現在国際ジャーナリストの廣淵升彦氏の意見で、著書「メディアの奢り」の中で語っていることだそうだ。 すなわち、テレビのキャスターあるいはその横に座る〇〇新聞編集委員氏は、オピニオン(意見)を言うな、ファクト…

ダイヤモンド8月16日配信朝倉氏の「ファイナンス思考論」について

同氏は、日本の多くの企業等の、目先の売上・利益を優先する「PL脳」から成長を描いて意思決定する頭の使い方「ファイナンス思考」への脱却を勧めている。 そして、目先を優先する「Pl脳」になる原因を、①高度成長期の成功体験、②役員の高齢化、③間接金…

8月10日配信プレジデント「就活生にも見放されたメガバンク」を読んで

「ジャーナリスト」という胡散臭い肩書には、従来から嫌悪感を抱いていたが、この「経済ジャーナリスト」を自称する水月仁史氏の論稿も「お粗末」そのものである。 なぜなら、新聞あるいは雑誌の記者出身なのか、記事内容があちこちの雑誌の拾い集めか、過去…

8月10日配信プレジデント「就活生にも見放されたメガバンク」を読んで

「ジャーナリスト」という胡散臭い肩書には、従来から嫌悪感を抱いていたが、この「経済ジャーナリスト」を自称する水月仁史氏の論稿も「お粗末」そのものである。 なぜなら、新聞あるいは雑誌の記者出身なのか、記事内容があちこちの雑誌の拾い集めか、過去…

日本沈没ー日本の閉塞感・無力感(その6)

今まで、政治の世界および経済の世界の一流製造企業、金融機関におけ る閉塞感・無力感をみてきたが、今回は、我々の普段の社会生活の中にお ける閉塞感・無力感を見てみよう。 1つは、携帯電話・インターネットの発展により超情報化社会といわれ る社会を…

日本沈没ー日本の閉塞感・無力感(その5の最後)

本論稿が長くなり、筆者自身も「どの部分」を話しているのか混乱して いる。そこで、全体の流れを、自らの整理の意味を含めて通覧してみる。 現在の日本における閉塞感・無力感を「日本沈没」と捉えて、まず、 「政治」の世界を俯瞰した。そこには、安倍1強…

前回の続き

前回、字数オーバーで、最後のコメントがなくなったようです。 今回、改めて、その部部だけ掲載します。 「1971年の旧第一銀行と旧日本勧業銀行の合併を先鞭とするが、暫くは旧 第一勧業銀行と、太陽神戸銀行の2行の合併に留まっていた。 それが1990年代に…

日本沈没ー日本の閉塞感・無力感(その5の続きのつづき)

今回は、改めて金融機能についてお浚いし、現代的意義を再検討するとともに、金融業 界の過去の合従連衡を俯瞰し、その混迷度合いを検証しよう。 1、まず、主な機能としては、①金融仲介機能、②信用創造機能、③決済機能の3つが ある。金融仲介機能とは、家…

夕刊フジ「金融庁長官交代でも吹き止まぬ銀行業界の再編の嵐」津田倫男氏を読んで

8月7日配信の夕刊フジに、都市銀行、外資系銀行を経て、コンサルタントとして独立した津田氏の小論が掲載されていた。テレビで見る浅薄な評論家を見るようで、いたたまれなくこの1文を投稿する。 同氏は、金融庁長官が後退し、銀行幹部は金融庁の風圧が…

日本沈没ー日本の閉塞感・無力感(その5の続き)

前回(その5)で新人の1日を描いてみた。 本日は、2、東京郊外支店長の1日と、3、旗艦店舗支店長の1日と1週間を描い てみた。 2、東京郊外支店長の1日 42歳で最初の支店長を命じられた。場所は東京郊外で、比較的古くから東京の ベットタウンとして栄え…

日本沈没ー日本の閉塞感・無力感

前回(その4)では、経済界のうち一流製造メーカーの主にデータ改ざんを中心に経営者の小粒化を含め、その閉塞感・無力感を話したが、今回は、「金融」という物差しで考えてみたい。以下の要領で話す予定だが、小生の得意とする分野なので紙数が多くなる可…

日本沈没ー日本の閉塞感・無力感(その4)

前回(その3-----この番号を書き忘れました)で、携帯電話(含むスマー トフォン)とインターネットの急激な発展により、資金(お金)の片寄り が生じ、そのしわ寄せ(小生が勝手に考える原因------収益が吸い取られ、 その分大手企業の利益も減るという構…