2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

世論、国民意思という怖さ

話題渦中の韓国問題で、大統領はよく「国民意思」という言葉を使う。だから政治家の政治意志だけの合意は認められない、という論理である。では大統領はこの「国民意思」なるものをどうして把握しているのか? それはデモ・集会の動向、政治意志を持つテレビ…

テレビ情報番組の在り方:MC及びコメンテーターの在り方

昼の情報番組は韓国問題で花盛りであるが、中身の賛否は兎に角、MCの質の低下は嘆くばかりである。本人は抜擢されたと勘違いし、自分の意見は全く持たず台本通りに進めている者のいれば、コメンテーターの言いたい放題を全く抑止乃至制止することができず、…

銀行員に明日はないのか?

浪川攻氏の「銀行員はどう生きるか」(講談社現代新書)があり、それの宣伝を兼ねて現代ビジネスに「デキる支店長は何が違うのか?」という論稿が本日配信された。 中身は、現実離れした営業目標、それに抵抗できない上司、それに加えて信頼してくれない顧客…

日テレ24時間チャリティー番組に物申す

恒例の番組で今回42回目を迎えるらしい。以前は涙を流しながら番組を見、過去2回ほど寄付もしたが、数年前から他局がCMタイムになった時に垣間見る程度である。なぜそうなったのかの要因を追求してみた。 1、ジャニーズ事務所と吉本興業におんぶ抱っこ。 視…

韓国に対する「丁寧な無視」

学生気分の韓国政府の話をしたが、今回は韓国メディアの学生気分的論調の話をしようと思う。 ここに、最左派で知られるハンギュレ新聞社説がある。かなり中身は支離滅裂で、昔左派系学生運動のアジテーターが叫んでいる内容をそのまま社説として掲載している…

韓国の政治に見るデジャビュー

日韓関係が最悪の状態になっており、収拾の目途は全く立っていない。 それにつけても、今回の一連の騒動で気が付くことが2点ある。 1点は、文大統領を含めた政権全体が「学生気分」のままのような気がした。大統領を始め秘書室長、国家情報院院長などはいず…

日本人の宗教観・死生観その5

4、私見ー現代から見る神道・仏教ーそれから見える日本人の宗教観 以上、原始の神道・仏教から、その神道・仏教の現在まで変容を述べてきたが、その変容の過程の中で宗教を考える場合、信仰する側の「救い」を求める希求の強さを忘れてはならないような気が…

日本人の宗教観・死生観その3

※ 天台宗ほか主な宗派の考え方の紹介 ● 天台宗は、「一念(一瞬の心)三千」ですべての現象は、その時の心の 持ちようが反映する、として悟りを説く。 この宗派は、天台、密教、戒律、禅の4つを相承しており、どれもが 重要と説くために、どの宗派との違いが…

日本人の宗教観・死生観その2

以上、元々の「仏の教え」を纏めてみると、 “人間というものは、必ず移り変わるものを永久に不変なものと錯覚し、無理な執着を作り出し、ここから「苦しみ」が始まる。 したがって、人生は「苦」が満ち満ちているのは事実であるが、それから逃げてはいけない…

日本人の宗教観・死生観その1

ー日本人の愛する神道・仏教の本質ー 1、はじめに 我々日本人は、どのような社会的立場にあろうが、どのようなイデオロギーに立とうが、正月には神社に初詣に出かけ、この1年の安寧と家族の健康を願い「神さま」にお願いするのが一般的である。また3月・…

吉本興業騒動に見る「弁護士」の役立たずさ

ご案内の通り、朝のワイドショーの話題を独占している騒動で、中々、第三者の野次馬としては興味が尽きないが、メディアが全く問題にもしていないことに気が付いた。 それは、吉本興業の顧問弁護士及び社内法務を統括している弁護士(この人物が社長記者会見…

吉本興業騒動に見る「弁護士」の役立たずさ

吉本興業騒動に見る「弁護士」の役立たずさ 1、ご案内の通り、朝のワイドショーの話題を独占している騒動で、中々、第三者の野次馬としては興味が尽きないが、メディアが全く問題にもしていないことに気が付いた。 それは、吉本興業の顧問弁護士及び社内法…