昔の自民党は何処に!

舛添問題に続いて、都議団のリオ視察の無駄使いが問題になっている。
1、その世論に押され、共産党及びその他の6人が辞退したが、その分を自民党民進党が分け合った。
2、民進党はもともと期待していないだけに批判する意欲もわかないが、自民党は一体どうなっているのか?
3、あれだけ舛添問題で税金無駄使いを追及しておきながら、自分たちのことはほうかむり。特に自民党の鈴木何某の質問自体が馴れ合いを感じさせたうえ、舛添辞任を受けたとたんに、疑惑はそっちのけ、解決済との極端な態度は許しがたい。
4、もともと都議は、お金が潤沢なのをいいことに、なかなか本部の言うことを聞かないというが、自民党都議団の都連会長の石原何某は、いったい何をしてるのか? 自民党総裁を狙うのならもっと指導性を発揮しなければ、先行きはないだろう。
5、自民党がいつかこのような体質らになったのだろうか?安倍首相1人が頑張っているのに!
6、昔の自民党は、大きなお金の汚職問題は起こしていたが、自らの「政治の信義」は何か持っていたような気がする。また身近な問題で相談しても気軽に相談に応じてくれたものである。最近の若い政治家は、この相談事をすべて秘書任せにして、1度も登場しないことが多い。役に付いていない若い政治家がそれほど忙しいとは思えない。
7、自民党がしっかりしなければ、日本の先行きはない。
8、プライド、矜持をもって、自らを律し、また党の清浄化に邁進して欲しい。
9、蛇足であるが、国会議員、地方議員とも金使いが粗いのは、自ら稼いだ金を使っているという意識がないからである。他の機関が勝手に税金を集めてくれ、自動的に懐に入ってくるのだから、もらった分はどのような形で在れ使い切らなければ「損」と思うのだろう!
  これは、官庁の役人たちも同じこと、金を集める大蔵財務は別として、その他の官庁は、予算で分捕ったものは、1円までも絶対に使い切る習慣が身についている。
  以前官庁の者と折衝したときに、彼らは収支表しか理解していない。すなわち現金出納帳である。いくら国際会計基準を説明しようと、全く理解しようとしない。
  税金を丸裸になるまで搾り取られている国民からいえば、「やってられない」という思いが強い。