オリンピックにおける解説者

オリンピックもいよいよ終盤を迎え、日本の選手も大活躍で、ロンドンのメダル数を超えたそうだ。
ところで、前回は、インタビューするアナウンサーの頭の悪さとデリカシーの無さを嘆いたが、今回は解説者の無知についてお話ししよう。
テレビが呼ぶ解説者は、おそらくすべて元選手であろうが、各競技のルールが進化(?)し、説明になっていない解説が多いように思う。おそらく自分が選手時代の経験で解説するのだが、新しいルールを勉強していないために、説明できなく無言の場合が多い。なぜその点数がつくのか、今の注意は何を注意されたのか、等々うまく説明できない。
特に、陸上、水泳等の人間の判断が入り余地のない競技は別として、殆どの競技は人間の主観が入るようになっている。したがって、見る方としては、説明されないとなぜこの点差が付いたのか分からなく、スッキリしない。もう少し勉強して適格の言葉で説明できるようにお願いする。

ところで、スポーツの国際化が叫ばれ、積極性がない等により、警告、注意等が増え、これを狙い選手たちが多くなっている。
本当にスポーツとしてこれで良いのだろうか、と疑念が湧くのはわたしだけだろうか?