グルメ番組食レポ

この頃、テレビでやたらにグルメ番組が増えている。製作費が安いせいか、と思ってしまう。何しろ2時間番組で、お笑い芸人2~5人くらいを、3~5か所の地区を廻り、作っている。強行すればロケも2日位で終わり、スタッフ費等も含め、格安の製品なのだろう。
という小生も、「うまい物を食べたい」と思い、探す方であるので、参考に良くこの手の番組を見るが、いただけないのが1つある。
いわゆる「食レポ」と言われるもので、実につまらない。
圧倒的に「うまい」の一言が多い。それも目立とうとする芸人ほど、その「うまい」の一言に大げさな芸を入れ込む。見ていられない。
例えば「今まで食べた中で一番うまい」そんなわけないだろう!
かといって、「食レポ」のプロだと自負する芸人は、「この●●とこの〇〇とのマッチは絶妙」ろか「このハーモニーは素晴らしい」と何を食べても同じような表現を使い、「どうだ、食レポうまいだろう」と一人悦に行っている。
これもさかしらさが目立ち見ていられない。
「まずい」とは言えない、という限定から致し方ない、ともいえるが、まずい物もあるはずである。もう少し、洗練された言葉を探してほしいものである。