日本沈没ー日本の閉塞感・無力感(その1)

  

  第一線の職場を離れて相当期間経過するが、この頃、日本の各方面で起こる事象に対して、「怒り」からはじまり、次に「愚痴」になり、さらには「諦め」の境地から「無反応」になっていく自分を発見した。

  一見、満ち足りたように見える日本において、この「閉塞感」「無力感」は一体何なんだろう、と考えてみた。
  従来は、何事も前向きに捉え、まず体を動かしてみる小生にとって、一体何が自分の中で起こっているのだろうか、ただ、「歳をとってしまった所為なのか」とも考えたが、一度検証してみる価値があるのではないか、と考えてみた。
  そこで、政治の世界、経済の世界、社会生活の世界のそれぞれについて、以下の項目に沿って考えてみることにする。
  次回以降をお楽しみに!!!
 
 ● 政治の世界における無力感
  1、安倍1強の功罪
     ① 民主主義の根幹である三権分立の要である「国会」の形骸化
     ② 議院内閣制の功罪

        ③  高級官僚の変節と堕落

                  ④ 安倍1強の根源の見極め

    2、野党政治家の責任

     ① 給料泥棒

        ② 政治家としての資質

        ③ 調査・分析能力の欠如

    3、政党なるものの見直し

     ① 政党交付金なる税金の無駄遣い

        ② 野党各党の存在の意義

        ・公明党、維新の会
        ・立憲民主党、国民民主党
        ・共産党
        ・その他
 

  ● 経済の世界における無力感

  1、モノの動きの変化(ハードからソフトへ)

       2、一流製造企業の堕落

     ① 神戸製鋼所、日立のデータ改ざん

        ② 東芝の凋落

        ③ 東電の反省のなさ

        ④ 経団連経済同友会、日本商工会等の求心力の欠如

        ⑤ 労働組合及び上部団体の解体

       3、一流金融機関の堕落

     ① メガバンクは必要だったのか

        ② 地銀の生き残る道

        ③ 金融庁の役割の見直し

 

  ● 社会生活の世界における無力感

  1、超情報化社会の無力感
     ① 情報を獲得する時代から情報に溺れる時代へ

                  ② 情報を活用できない世代の増加

                  ③ 情報産業の肥大化

                  ④ 生活習慣病

        2、スポーツにおける無力感

     ① 学校におけるスポーツ

        ② スポーツ団体の堕落

        ③ オリンピックにおけるスポーツ

    3、日常生活における無力感

     ① 年金の不安と税金の高さ

        ② 地域コミュニティーの欠如

        ③ 孤独感への傾斜


  基本的には、以上の順の考えていきたいが、時々、思い付きで中味が変わる可能性はあるので、あらかじめお断りしておく。