ちょっと待った!シリーズー日テレ でっち上げ騒動

  日本テレビの「イッテQ」での「お祭り」でっち上げ騒動は、次々に、ありもしない祭りをでっち上げていたことが明るみに出ている。
  朝の情報番組でのタレントのコメンテーターは、「昔はよくあったこと」とこともなげに発言していたが、果たして「過去形」なのだろうか?
  よく目につくのは、ある街を散策して、如何にも飛び込みで取材するという番組が増えているが、すべて事前に許可もとっているに拘らず、飛び込み振りをしているのは「可愛い」方で、ある番組では、取材される人が、撮影許諾書まで持ち出してしまったのには笑えてしまう。
  ただこれらは、ある程度撮影をスムーズにし、かつロスなくロケをするためにひっすのことなのだろう!!(ただ、タレントのわざとらしい動作には、鼻につく)
  しかし、今回の日本テレビは、全くありもしない「祭り」を海外にセット持ち込みで作り上げてしまうという、かなり強引な手法と言える。(それでも視聴率が落ちないのは、なんなのだろう!)

  これだけの費用をかけるのならば、本当に「日本の祭り」の中で、メジャーでない、それでいて「こんな祭りもあるのか」というようなものを掘り起こして放送する方が、日本文化にとって、どれほど役に立つか、とつい思ってしまう。
でも、視聴率しか見ていない、それはつまりスポンサーの顔色しか見ていない日本のテレビ局では、到底無理であろう!