スルガ銀行不正事件第4弾

またまた内情が明らかになってきた。
 まず、小生が見通した通り、「社長はお飾り」で、企画、審査部門の慎重姿勢を、営業担当専務が、創業者一族の会長をバックに、強烈に推し進めてきた姿が浮き彫りになった。
 その営業担当専務の力をバックに、今度は、出世を期待した支店支店長が部下行員に叱咤激励した姿が目に浮かぶ。

 ここで一番ひどいのは、シェアハウスメーカーのスマート社の前に、同様のシェアハウス業者に関しても手掛けていたが、それがが破たんした後でも、この姿勢が変わらなかったことである。

 銀行員の常識からは「ヤバイ」と感じるのは当然で、企画部門、審査部門の担当役員が、創業者一族に遠慮して「モノを言わない」姿勢を貫いたことが、一番罪が大きいように思う。会長に乗っかった専務の仕振りの罪は当然であるが!
 ましてや、個々の行員に罪があるわけはない。

 スルガ銀行の再生は、創業者一族の徹底した排除に尽きると思うが,いかがなものか!