スルガ銀行大研究(6)続き

 ④ 結果としての「利ザヤ」の水準


                        (単位;億円、%)


 
2014/3
2015/3
2016/3
2017/3
2018/3
貸出金収入
利回り
資金調達費用
調達利回り

   897

  3.26

    30

  0.09

  1,001

  3.48

     34

  0.09

  1,060

  3.52

     40

  0.10

  1,210

  3.72

     43

  0.10

  1,254

  3.86

     37

  0.08

利ザヤ
  3.17
  3.39
  3.42
  3.62
  3.78


              調達コストは、殆どゼロに近いため、貸出金利回りがほぼ利ザヤに  相当することになる

  

    以上のスルガ銀行の収益構造を検証すると、20183期も含めて、「貸倒引当金を計上」したこと以外は、全くその構造は変わっていなく、依存として高い収益力を誇っている。


 6、するが銀行の現状を「どう」捉えればいいのか?