ちょっと待った!シリーズ―年末恒例紅白歌合戦の民放化

 平成最後の年が明けました。本年もこのブログにご期待ください。

 さて、年末のNHKの紅白、近年、歌手が分からなくて、年忘れ懐かしの歌の方にチャネルを合わす時間が長くなる歳になりましたが、「やはり紅白か」と、またチャネルを戻す今日この頃です。
 ただ、NHKにもの申す必要がありの紅白でした。
 最近のNHKは、民放と同様に、視聴率を気にし過ぎるようになって、民放と何ら変わらなく、お笑い芸人やジャニーズタレントを多用しているのですが、今年の紅白はその集大成のようでした。総合司会をはじめNHKのアナウンサーは1人もいなく、お笑いとジャニーズ。さらに紅組、白組の対抗戦が本質なのに、それぞれの歌手も男女入り乱れての舞台。歌の合間の寸劇も全く見ていられない。受信料を徴求する必要がどこにあるのだろうと考えてしまう。
 昔のように、遠くに行っていた家族がやっと大晦日に集まり、おせちをおつまみに一杯やりながら、じっくりと歌手の美声と情緒に浸りきることは、もうないのかもしれない。
 (渋谷に大勢集まっている姿、サスケを見るために横浜倉庫街に集まっている群衆、プロレスを見に行く観衆をみると、各家庭の大晦日はどうなっているのだろう、と考えると、小生の感想は、単なるノスタルジアに過ぎないのは証明されているようだ)

 新しい元号が5月1日から施行されるそうだ。日本の今年が、あるいはその先が、どんな姿になっていくのだろうか、空恐ろしい気がしてくるのは私だけであろうか!