災害を利用する日本人って、昔居たっけ?

 千葉の台風被害で、停電を始め断水で生活困難な人たちが大勢発生した。

 台風当日の内閣改造で政府の対応遅れや、森田元タレント知事の対応のまずさが次々と指摘されているが、小生が許せないのは、苦しんでいる被害者に付け込んで、詐欺まがいの行為をしている日本人がいることである。

 同情してボランティアに参加しなければならないときに、ブルーシートを勝手に張って法外な値段を請求したり、役所の者と偽って金をだまし取ったり、と聞いているだけで反吐が出そうだ。

 いつからこういう日本人が現れてきたのだろうか?

 大きく言えば、自分のことしか考えない歪んだ個人主義の横行なのだろうが、これはアメリカのトランプ大統領にも見る通り、世界の常識になりかけている。あまりにも自国のことしか考えないやり方を他国も見習ってきている様相だ。日本政府の対応も、その是正を勧告するのではなく擦り寄っている始末である。日本人も勝手な個人主義に横行もやむをえないのだろうか!

 日本人の心を取り戻してほしいものである。