キャッシュレス化の狙い

 結局この「国」の狙いは、「税金の増収」に他ならない。表面上は、消費者の便利さ、あるいは小売業の省力化等メリットを声高に叫んでいるが、最終的な狙いは、サラリーマン以外の自営業者、あるいは中小企業に対する所得税の増収である。

 なぜなら、キャッシュレス化するということは、何処で、何時、誰が、いくら払ったかが明らかになり、それを国が把握できることに他ならない。したがって、これらの人々の経理上のごまかしは全く効かないことになる。サラリーマンだった小生にとっては、9割以上が源泉徴収という方法で全く誤魔化しが効かない人生を送ってきた者にとっては好ましいことなのかもしれないが、そうとばかりは言っておれない。

 それは何かというと、個人1人1人の支払い明細が国に把握されるということである。これに「個人カード」が結ばれれば、まるで共産党政府のようになり、国民すべてが丸裸という現象になるのである。

 もう1つ怖いのは、このようにコンピューターに頼りきりになると、どのような犯罪、災害に何時見舞われるかしれないことである。天災ではなく人災である。

 よくよく、皆さんも気を付けられるように!!!